建築学概論①

建築学概論（건축학개론）

2012／韓国／117分

15年ぶりにスンミンを訪ねたソヨン。彼女は、建築家となったスンミンに、実家のある済州島に家を建てて欲しいと依頼しに来たのだった。そのことをきっかけに、大学時代の記憶が蘇るスンミン。ソヨンは彼にとって初恋の相手だった。しかし、今のスンミンには婚約者がいて・・・。

「辛いスープ（メウンタン）」みたいな人生？

ソヨンの家の建築のために済州島にやって来たスンミン。ソヨンと二人、港近くで飲むことになったのだけど、注文した辛いスープ（メウンタン）が運ばれてくるとソヨンはその名前がおかしいと言う。「カルビが入っていたらカルビスープなのに、辛いスープって・・・ただ味が辛いそれだけ」。そして自分の人生も辛いスープみたいだと言う。「中に何が入っているかわからなくて、ただ辛いだけ」。

①蟹、アサリ、白身魚などの魚介を用意する
②大根やネギなどの野菜を切る
③水、コチュジャン、しょう油、みりん、ニンニク、粉唐辛子を鍋に入れ、具材を煮込む
④具材に火が通ったら春菊をのせる

シンプルな味付けだけど、魚介のダシが出ていて美味しいし、辛くて体も温まる。韓国では、お刺身などにした後の魚のアラでダシを取って作るみたいなのでお刺身も！済州島で採れる新鮮な食材で作った料理も食べてみたい＾＾

＊　＊　＊

建築学概論の授業がとても面白そうで、私も講義を受けてみたくなった。線路の上を歩くソヨンとスンミンがかわいい。大学生の時はお互い純粋で、だからこそ傷つきやすいし、思いが伝わりにくくて、大人になってからは、いろいろなことを知ったからこそ、世間の目が気になって身動きが取れなくなるんだろう。これまでにした選択で今の自分があるのは確かだけど、これからする選択で自分の置かれている状況も変えられると信じたい。