リトル・フォレスト冬⑤
リトル・フォレスト冬/春
2015/日本/120分
小森という東北のとある村に一人で暮らすいち子。お米や野菜を育て、魚を釣ったり、山菜やアケビを採ってきたり。胡桃や栗なんかを拾っては保存がきくように加工したりする。季節の流れに合わせて日々を送るための数々の知恵。そして自分が食べるために働くということ。そんな自給自足の生活が、印象深い料理を通して描かれる。
きっこのスパイスたっぷり「チキンカレー」といち子の即席「チャパティ」
幼なじみのきっことケンカしたいち子。次の日、気分転換に雪道を散歩する。家に帰ってみるときっこが家の前で待っていて、そして一言「カレー作ってきた。一緒に食べよ」。 カレーを温めている間に、いち子は、はっと用に寝かせておいた生地をチャパティにアレンジ。仲直りして、カレーを食べた。
①鶏肉を一口大に切ってボウルに入れ、スパイスとヨーグルトを加えて揉み込み1時間ぐらい置く
②フライパンでバターを熱し、ニンニク、生姜、スパイス(クミン、コリアンダー、カルダモン、ターメリック、チリペッパー等)を加えて炒める。
③②にトマト缶を加えて煮込み、さらに①を加える
④鶏肉に火が通ったら、塩、砂糖で味を調え、最後に生クリームを加える
インドの薄焼きパン、チャパティ。ナンは有名だけど、チャパティは食べたことないなぁ。いち子ははっとに小麦ふすまを加えて作っていたけど、小麦ふすまはなかったので私はライ麦粉を加えて作ってみた。カレー屋さんのチャパティも食べてみたい!
スパイスカレーは気が向いた時に作ることが多くて、だからスパイスも簡単なものは家にあった。買うか悩んだけど、思い切って買ってみると意外と使える。タンドリーチキンを作ったり、カルダモンはシナモンロールとかシュトーレンに混ぜられるし、ターメリックはパエリアを作るときにサフランの代用に。ちょっとの間、家がカレーの匂いに包まれるけど美味しいから作ってしまう。
* * *
ケンカできるってことは遠慮せずに思いを伝えられて、それでいて冷静になったら仲直りできる関係性が親友なんだろうな。仲直りにカレーを作って持って来てくれるきっこがとっても可愛い。私もケンカしたら、美味しいもん作って謝りに行こう。
★Huluで鑑賞★