借りぐらしのアリエッティ②
借りぐらしのアリエッティ
2010/日本/94分
2010年公開。キャッチコピーは「人間に見られてはいけない。」
古い屋敷の床下に暮らす小人の家族。生活に必要なものは、人間が使っているものを”借り”てきて暮らしている。小人の一家の長女、アリエッティも早く”借り”をしてみたいと期待に胸を膨らませていた。そんなある日、屋敷に新しくやって来た少年にアリエッティは姿を見られてしまい、そのせいで家族にも危険が迫って・・・。
スピラーにお礼「ジャムクッキーとハーブティー」
「ありがとう、スピラー。お父さんを助けてくれて!」
・ジャムクッキー ・ハーブティー
ケガをしたお父さんを助けてくれたスピラーに、お礼のクッキーとお茶を出すアリエッティ。スピラーの口には合わないみたいだったけど、私はこういうクッキー大好き!
クッキー生地を作って、一口サイズに丸めたら中央をくぼませて、そこにいちごジャムを垂らすだけ!とっても簡単なのに可愛いし、美味しい。ジャムもお安いやつなのに、そんな感じもしなかった~!ジャムが焦げそうで焼き加減が難しかったけど、意外とジャム焦げない(笑)ミントのハーブティーは爽やかでクッキーとの相性も◎
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シルバニアファミリーとか、ジオラマとか小さな世界を覗くのが大好きだから、アリエッティ家族の暮らしも覗いてみたって感じで、とっても可愛かった。ジオラマとかと違って、人間サイズのものを小人が使ったら?って構成されているのもすごく細かい。ほとんど翔の家の中で話が展開されるけど、最後のやかんの船に乗るところで、一気に世界の広がりが感じられてドキドキしてしまう。
この映画の中で特に好きなのが、水の描き方。もったりというかぽったりというかとろりんというか、蛇口やポットの口から出てくるときにとってもゆっくり垂れてくる。小人の目線で見ると水もそう見えるのかなー?どこまでも小さな世界を追求しているのが楽しい!