借りぐらしのアリエッティ③
借りぐらしのアリエッティ
2010/日本/94分
2010年公開。キャッチコピーは「人間に見られてはいけない。」
古い屋敷の床下に暮らす小人の家族。生活に必要なものは、人間が使っているものを”借り”てきて暮らしている。小人の一家の長女、アリエッティも早く”借り”をしてみたいと期待に胸を膨らませていた。そんなある日、屋敷に新しくやって来た少年にアリエッティは姿を見られてしまい、そのせいで家族にも危険が迫って・・・。
出発の日の「チーズのせパン」
「少しは食べなさい。朝まで歩くことになるのだから」
「えっ・・・」
①ポーチドエッグを作る(鍋にお湯を沸かし、卵を割り入れて火を止めて3分)
②お好みのパンにポーチドエッグをのせる
③さらにその上にスライスチーズをのせて、レンジでとろけるまで加熱する
家を追われたアリエッティ家族が、旅の出発に備えて食べるチーズのせパン。パンの上にぽてんとのった分厚いチーズは、まさに憧れの塊!どうやってこの丸みを出そうかと考えて思いついたのが、ポーチドエッグを利用した嵩増し作戦(笑)半熟で作ったポーチドエッグだけど、チーズを溶かすのにレンチンしたら、黄身に火が通ってしまった。切ったら黄身がとろけてくるのを期待したのに・・・残念。これが全部チーズだったら憧れすぎる。
* * *
シルバニアファミリーとか、ジオラマとか小さな世界を覗くのが大好きだから、アリエッティ家族の暮らしも覗いてみたって感じで、とっても可愛かった。ジオラマとかと違って、人間サイズのものを小人が使ったら?って構成されているのもすごく細かい。ほとんど翔の家の中で話が展開されるけど、最後のやかんの船に乗るところで、一気に世界の広がりが感じられてドキドキしてしまう。
またもや絵本シリーズなのだけど、アリエッティを観て思い出した絵本があって、それがこの「14ひきのあさごはん」。小さな暮らしを覗いている感じが似ている^^みんなで朝ごはんの準備をするのがとても可愛くて大好きだったなぁ。久しぶりに読みたくなってきた!