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今日も嫌がらせ弁当

今日も嫌がらせ弁当

2018/日本/106分

今日も嫌がらせ弁当 DVD通常版

八丈島で暮らすシングルマザーのかおりは、高校生になって反抗期を迎えた娘、双葉とのコミュニケーションに苦戦していた。何を言っても無反応で生意気な態度をとる娘に何とかして会話をさせようと試み、始めたのが娘の嫌がる”キャラ弁”を作ることだった。毎日のお弁当作りを通して、娘にメッセージを発信していく母。そんなキャラ弁を嫌がりながらも、徐々に気持ちに変化が生じていく娘。そして迎える高校最後のお弁当とは・・・。

 

どうだ、うざいだろ!お母さんの「キャラ弁

お母さんは、芸能人、文房具、クイズ、小言、応援メッセージなど、ユーモアを交えて日々新たなお弁当に挑戦していく。夜遅くまで働いているのに、朝早く起きて手作りのお弁当を作るお母さんの姿はかっこよかった。双葉もお弁当のフタを開けるとき、恥ずかしく思いながらも完食し、いつの間にかクラスメイトの注目を集めるほどになっていた。

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①トレーシングペーパーにキャラクターを描く
②①を海苔の上にのせ、クリップで固定してカッターなどで切り抜く
③切り抜いた海苔をスライスチーズに貼り付ける
④好みのおかずと一緒にお弁当に詰める(今回は、豚肉の生姜焼き、玉子焼き、にんじんのたらこ炒め、かぼちゃの煮物、ブロッコリー、海苔ご飯)

普段、お昼はお弁当な私だけど、キャラ弁を作ったのは人生初めて。いろいろ調べて、白はスライスチーズ、黒は海苔、赤はカニカマだと突き止めた。ところまでは良かったのだけど、海苔の切り取りが非常に難しい!!!!下書きを海苔にあてがって、切り絵の要領でカッターで切り抜いていくのだけど、全然うまくいかない。これを毎日していたお母さん、すごすぎる・・・。 私のキャラクターは、全く似てない~(笑)

 

* * *

 

シングルマザーで母親役だけでなく父親役も果たすのは大変だったはず。自分でも実際にキャラ弁を作ってみて、その大変さが身に染みてわかっただけに、最後のお弁当を作り上げたお母さん、本当にすごい。私も仕事に家事に大変ななか、毎日お弁当を作ってくれていた母のことを思い出して、号泣だった。毎日、楽しく美味しいものを食べられる幸せも感じた映画だった。