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かもめ食堂①

かもめ食堂(Ruokala Lokki)

2005/日本/102分

かもめ食堂

フィンランドヘルシンキで小さな食堂を始めたサチエ。その名も”かもめ食堂”。日本人が始めたその食堂を街の人は物珍し気に眺めるだけ。それでも毎日真面目にやっていれば、いつかお客さんはやって来ると、サチエはのんびりお店を続けていた。そうしているうちに、偶然ヘルシンキを訪れていたミドリやマサコと知り合うようになる。3人の日本人女性の何気ない会話や、フィンランドの穏やかな暮らしに癒される映画。

 

フィンランドの「シナモンロール

「ミドリさん、明日シナモンロール作ってみましょうか」というサチエの思いつきで、二人はシナモンロールを作ることに。伸ばした生地が、アニメみたいにふかふか。焼き上がったシナモンロールは、香ばしい匂いがこちらまで伝わってきそうなぐらい美味しそう。匂いにつられて、それまで店の外から眺めるだけだったフィンランドのマダムもやって来て、美味しそうにシナモンロールを食べた。

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①強力粉、薄力粉、カルダモンパウダー、グラニュー糖、塩、卵、ドライイースト、牛乳、バターを捏ねて、まとまったら1次発酵させる。
②①を長方形に伸ばして、バターを塗りシナモンパウダー、グラニュー糖をまんべんなくふりかけ、下からくるくる巻いて棒状にし、ハの字に切る。
③渦巻きが見えるように上から押さえて、鉄板に並べ、2次発酵。
④③に溶き卵を塗り、アーモンドダイスを振りかけ予熱したオーブンで焼く。

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シナモンロールが完成~!カルダモンの爽やかな香りとシナモンの甘い香り、バターの香りもいい。少し甘いから、コーヒーと一緒に食べるのがお気に入り。映画でもコーヒーが美味しそう。

 

* * *

 

かもめ食堂にコーヒーを飲みに来たフィンランドのおじさんが、「うまいコーヒーをいれるコツを教えてやろうか」と言って、その場で教えてくれる。ドリップする前に、コーヒーの粉の中心に指でくぼみをつけ、「コピ・ルアック」と唱えたのは、おまじないらしい。 そうやって淹れたコーヒーは本当に美味しくなっていたけど、おじさんは「コーヒーは自分でいれるより人にいれてもらう方がうまいんだ」と言う。なるほど。おまじないを唱えることで集中して淹れることも大切だけど、やっぱり人に淹れてもらったから美味しいのかも。このシーンが印象的で、今でも「コピ・ルアック」ってたまに唱えてコーヒーを淹れてみたりしちゃう。

 

★Huluで鑑賞★