そらのレストラン②
そらのレストラン
2019／日本／126分
北海道の海が見える牧場で酪農を営む亘理。彼の側には妻のこと絵と一人娘の潮莉がいつもいて、それから羊飼いの神戸くん、漁師の野添くん、大豆農家の石村さんやトマト農家の富永さんといった自然のものにこだわる仲間がいた。亘理たちが作る食材は、とある有名レストランのシェフをも感動させ、彼の料理を振る舞ってもらえることに！そして、自分たちが作った食材がこれほどまでに美味しくなることに感動した亘理たちは、この感動をもっと多くの人に伝えたいと思うようになる。そこで考えたのが、1日限りのレストランの開店だった！
そらのレストラン「空と海と大地のミルフィーユ」
亘理たちが開いた1日限りのレストランでのコースの一品、空と海と大地のミルフィーユ。見た目もとても可愛らしいが、さらにその上にトロトロのチーズがかけられて、大事件！それぐらいにこの不思議な料理は美味しそうで、この映画のハイライト。亘理とその仲間たち、そして亘理のチーズ作りの師匠である大谷さんの思いまでもが込められた特別な料理。
①ジャガイモはすりおろし、チーズを混ぜて平たく成形して焼く
②ふかしたジャガイモを裏ごしして牛乳を混ぜマッシュポテトを作る
③豚ミンチと大豆でトマト煮を作る
④①～③とエビ、黒豆、キュウリ、イカ、トマトを飾り付ける
何でできているんだろう～？と想像を膨らませて、私なりの空と海と大地のミルフィーユを作ってみた！一番の楽しみは何といってもとろぉりチーズをかけること。
本当に何のバランスも考えず、見た目重視で作った割にけっこう美味しくてびっくり！ジャガイモせんべいのカリカリにマッシュポテトのふわふわ、エビのプリプリ、キュウリのシャキシャキといろいろ食感が楽しいし、トマト煮の酸味に黒豆の甘味、チーズの塩味と旨味といろいろな味が美味しい。ジャガイモの調理はちょっと手間だったけど、意外な美味しさの発見があって良かった＾＾
＊ ＊ ＊
出てくる食べ物出てくる食べ物どれも美味しそうで、改めて北海道の自然のもの、地のものの豊かさを感じる。都会のスーパーで同じ食材は手に入っても、その味はびっくりするぐらい違うんだろうな。思うようなチーズが出来なくて悩む亘理は、その度に牛乳やチーズを捨てていることにとても罪悪感を抱いていて、「命を頂いている」がそこにはちゃんとある。わかっているし、心も痛いけど私はまだまだフードロスしてしまっているなぁ・・・。いつか北海道で丹精込めて作られたチーズ、食べてみたい＾＾
★Amazon Prime Videoで鑑賞★
