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ブリジット・ジョーンズの日記

ブリジット・ジョーンズの日記Bridget Jones's Diary)

2001/アメリカ・イギリス/97分

ブリジット・ジョーンズの日記(字幕版)

ブリジット・ジョーンズは出版社勤務、32歳の独身女性。素敵な出会いがないままでいた。結婚という波に乗れない焦燥感を抱えながら地元恒例のホームパーティーに参加したところ、弁護士でバツイチのマークを紹介される。これは恋の予感?と思ったのも束の間、マークはブリジットを完全に拒否!痛いところを散々に突かれて、落ち込んでしまうブリジット。でも、このままではダメだ!と一念発起、新年というタイミングも手伝って日記を始めることにした。禁酒・禁煙、ダイエットもして絶対に素敵な女性になってやると意気込みは十分。ブリジットらしい奮闘記録の結末は??

 

失恋後の「ウォッカ」そしてチャカ・カーン

ブリジットがどんな風に素敵に変身するのか楽しみにしていたけど、あれ?お酒もタバコも全然減ってないし、一向に痩せる気配もなくって、それなのに気づけば、職場の上司、ダニエルと付き合い始めている!あまりのとんとん拍子にあちゃちゃ~と思って見ていたら、案の定裏切りに遭うブリジット。ショックで暴食に走りそうになったときに考えたのは「結婚をあきらめ、最後はどう猛な犬の餌食になるか、それを拒否するか」。そうして選んだのが「ウォッカ。そしてチャカ・カーン」。

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失意のどん底にあるときは自暴自棄スイッチがONになりやすい。それでも、暴食に走りかけた気持ちをグッと堪えて、“ウォッカ”と“チャカ・カーン”を選んだ、そのブリジットらしい選択が好き。一貫して音楽が楽しい映画だけど、中でもこのシーンで流れるチャカ・カーンの「I'm Every Woman」は印象に残る。ウォッカをブリジットみたいにストレートでがぶ飲みしたら間違いなく倒れてしまうから、私は一舐めだけ。あとはグレープフルーツジュースで割って、ソルティードッグに♩しょっぱみ最高。

 

* * *

 

今の悶々とした状況を打破するために、変わろうとし続けるブリジット・ジョーンズ。短所だったりコンプレックスに思っているところが劇的に変わってくれれば、見ている側としても痛快だろう。それでも彼女は、終始ありのままの姿を貫いた。それは、そんなありのままのブリジットを受け入れてくれる友人や彼の存在が大きかったはず。ずっと変わらないことが良しとは思わないけど、それでも自分以上の自分にはなれないのだから、それを受け入れて、長所を武器にしていくのはどうだろう?ブリジットの生き方は、そんな風に思わせてくれる。

そして続編もおもしろい!

 

 ★Amazon Prime Videoで鑑賞★

ブリジット・ジョーンズの日記(字幕版)

ブリジット・ジョーンズの日記(字幕版)

  • 発売日: 2016/11/11
  • メディア: Prime Video