リトル・フォレスト冬②
リトル・フォレスト冬/春
2015/日本/120分
小森という東北のとある村に一人で暮らすいち子。お米や野菜を育て、魚を釣ったり、山菜やアケビを採ってきたり。胡桃や栗なんかを拾っては保存がきくように加工したりする。季節の流れに合わせて日々を送るための数々の知恵。そして自分が食べるために働くということ。そんな自給自足の生活が、印象深い料理を通して描かれる。
いち子のご馳走「つきたて餅の納豆餅」
いち子の「一番のご馳走は?」と聞かれて、いち子が思い浮かべたのは、つきたて餅の納豆餅。納豆に砂糖醤油を混ぜ、ついてすぐの熱々餅をちぎり入れたもの。分校での餅つき大会の思い出の味だった?いち子たち子供の仕事は納豆堀りで、味見させてもらった納豆餅は本当に美味しそう。
納豆餅は食べたことがなかったけど、ご飯にかけて美味しい納豆が、お餅に合わないはずがない!食べる前から美味しいのはわかっていたけど、やっぱり美味しい。シンプルな味に癒される。お正月で余ったお餅でまた食べたい^^
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私の一番のご馳走はなんだろう?一番好きな食べ物は間違いなくお寿司と言えるけど、ご馳走はまた別の気がする。普通、ご馳走と言えば値段が高い物を想像しそうだけど、いち子にとっては納豆餅がご馳走。高価とかではなく、中々食べられないという意味でのご馳走っていうことなんだろうな。私はお母さんがよく作ってくれたサーモンのマリネがまず思い浮かんだ。
★Huluで鑑賞★