ぼくは明日、昨日のきみとデートする
ぼくは明日、昨日のきみとデートする
2016／日本／111分
京都を舞台にちょっと不思議で切ない恋を描いている。美大生の高寿は通学中、一緒の叡電に乗っていた愛美に一目惚れし、思い切って声を掛ける。しかし、愛美の返答は意味深なものだった。不思議な余韻を残しながら高寿の恋が始まる！
チョコレートが隠し味の「ビーフシチュー」
愛美が高寿にとって初めて振る舞う手料理がビーフシチュー。その味が実家の味とすごく似ていると言う高寿に、「隠し味にチョコレート入れたからね」と返す愛美。この言葉に疑問を持った高寿は、少しずつ愛美の言動や振る舞いに違和感を覚え始める。映画の終盤にまで続いていく大切なシーンだけど、一方、私は隠し味のチョコレートに興味津々。
①ビーフシチュー（4人前）を作る
②チョコレートを3かけ入れる（お好みの分量で）
なんと食べてみてびっくり！入れたもののそんなに変わらないだろうと思っていたのに、しっかりチョコレートが感じられる（今回は、カカオ含有量70%の少しビターなチョコレートを使用）。味というよりは、口に入れた時にふわっとチョコレートが香ってくる感じ。言われなかったらチョコレートだとは気づけない可能性もあるけど、入れる前に味見をしていた者としては、いわゆるコク？にこんなに違いが出るとは思わず驚いた。けっこうお気に入りな味で、チョコレートを入れるのが私の定番になりそう♩
＊ ＊ ＊
映画を観て、普段何気なく過ごす1日も実はなくてはならない大切な1日なのだと感じさせてもらった。それにしても京都はどこを切り取っても素敵で、私もさらさ西陣でお茶をしたり鴨川デルタの飛び石を飛びたくなる。
何年か前に伺ったさらさ西陣さん。そのときは映画を観ていなかったので、奥のきれいなタイルが見渡せる席に座ったけど、今度お伺いする機会があれば、ぜひ入り口近くの窓際の席にも座ってみたい。
★Amazon Prime Videoで鑑賞★
